【映画レビュー】スマホを落としただけなのに【ネタバレあり】

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「スマホを落としただけなのに」映画レビュー

「スマホを落としただけなのに」映画レビュー

10月31日に、「スマホを落としただけなのに」の試写会が当たって見てきました、mocoです。

さて、「スマホを落としただけなのに」ですが、福島県郡山市にあるテアトル6で見てきました。西部自動車学校の試写会応募で当たりました！しかも、応募締め切り前日にテレビCMで流れていたので、「あ、これは今出せば当たる」と確信し、応募したところ見事当選したわけです。田舎の抽選は当たりやすいので、地方限定の抽選企画は欲しい物があれば、絶対応募しておいたほうが良いです。

ちなみに、今回私が確認していたのはこちら。

www.tuf.co.jp

「スマホを落としただけなのに」あらすじ

彼氏の富田（田中圭）に電話をかけた麻美（北川景子）は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。

身に覚えのないクレジットカードの請求や、ＳＮＳで繋がっているだけの男からのネットストーキング。落としたスマホから個人情報が流出したのか？

ネットセキュリティ会社に勤める浦野（成田凌）に、スマホの安全対策を設定してもらい安心していた麻美だったが、その晩、何者かにアカウントを乗っ取られ、誰にも見られたくなかった写真がＳＮＳにアップされてしまう。

時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、事件を担当する刑事・加賀谷（千葉雄大）は、犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気が付く。

スマホを拾ったのは誰だったのか。
連続殺人事件の真犯人はいったい誰なのか。
そして明らかになる“奪われた麻美の秘密”とは？

キャスト

北川景子(稲葉麻美)：商社に勤めるOL
千葉雄大(加賀谷学)：連続殺人事件を追う刑事
成田凌(浦野善治)：インターネットセキュリティの専門家
田中圭(富田誠)：スマホを落とす稲葉の恋人
原田泰造(毒島徹)：連続殺人事件を追う刑事(加賀谷の先輩)
バカリズム(小柳守)：稲葉に近づく元同僚
要潤(武井雄哉)：プレイボーイの商社マン
高橋メアリージュン(杉本加奈子)：稲葉の会社の同僚
酒井健太(大野俊也)：サイバー犯罪者
筧美和子(天城千尋)：富田に言い寄る女性

見どころ(ネタバレあり)

ここからネタバレ有りなので、ご注意ください！

見どころは、稲葉麻美(北川景子)と富田誠(田中圭)の回りで起きたスマホに関係する不可解な事件から、犯人が稲葉麻美(北川景子)に狙いを定めていく様子。そして、稲葉麻美(北川景子)が追い詰められていき、周りの人たちを信用出来なくなっていく過程です。稲葉麻美(北川景子)は過去に問題を抱えていて、それを恋人の富田誠(田中圭)に言えないままでいて、その件がさらに追い打ちをかけていきます。

さらに、加賀谷学(千葉雄大)の過去と、連続殺人事件の犯人の過去が重なり合って、誰が犯人なのかが分からなくなっていく様子も良かったです。

ストーリーでは、徐々に加賀谷学(千葉雄大)の過去の映像がフラッシュバックしていきます。そのため、てっきり加賀谷学(千葉雄大)が連続殺人事件鬼を追いながら、実は連続殺人事件犯、という設定なのかと思っていました。

小柳守(バカリズム)が犯人なのか、と一瞬疑うところもありますが、すぐに違うと分かります。なんというか、過去の子供の映像が、小柳守(バカリズム)に若干似ているので、そういう風な捉え方もあるなぁなどと勘ぐってしまうのです。

映画の中では、最後の最後に犯人が分かると思いきや、後半30分を残して稲葉麻美(北川景子)を誘拐した犯人が分かります。母親と黒髪に異常な執着を持った犯人と加賀谷学(千葉雄大)の過去がリンクし、犯人を追い詰めます。ここら辺はもっと異常犯罪者っぽい匂いがしても良かったなと思います。その点では、後半30分でネタバラシをしたのは正解だったかもしれません。

最後は、稲葉麻美(北川景子)と富田誠(田中圭)のハッピーエンド！